「小牧市障害者団体連絡会」の設立を目指して、平成30年4月に「小牧市障害者団体連絡会設立準備会」が発足し、ホームページの開設や会報の作成、福祉展への参加といった活動を進めてきました。そして2月24日、設立総会が開催され、小牧市障害者団体連絡会がスタートしました。障害者当事者団体、支援団体がつながり交流することで会員全体が連携し、互いに学び合いながら市民へ情報発信して、小牧市が障害のある人だけでなく、すべての人にとってやさしいまちになるよう働きかけていくことが会の趣旨です。
　 設立総会では、高森裕司弁護士による「障害のある人の現在とこれから～みんなでつくろう、やさしいまち～」と題した設立記念講演がありました。相模原障害者施設殺傷事件やLGBTの人に対する発言、優生保護法などの問題を取り上げ、障害のある人を取り巻く現状について話をされました。そして、これからは憲法13条や障害者権利条約、障害者基本法、障害者差別解消法などの法律を手がかりに、みんなで連携して発信していくことで、適切な支援が市民全体へと広がるということを伝えて第1部が終わりました。第2部では、高森弁護士と参加者との意見交換会が行われ、参加者が現在抱えている問題について高森弁護士が具体的に答えていました。

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  ▲手話通訳と要約筆記（話の内容をまとめて文字で伝える）がありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　( 2019.2.24　山本 )