小牧市市民活動センター | 団体活動の紹介

「一色コスモスサポート学習の会」夏休みの学習支援

　　一色コスモスサポート学習の会は、外国につながる子どもたちの学習支援や、大人を対象にした日本語指導を行っています。2003年頃から活動を始め、現在の利用者は南米の国々を中心に子ども約65名、大人も加えると約85名です。月～金曜日の午前中と夕方、小牧市国際教室の教材や自作の掛け算オセロ、熟語ビンゴなどの楽しく学べる工夫がされた教材を使用し、小学生から大人までを指導しています。
　代表の平坂さんは、「孤立しないような居場所づくり、親に対する子どもの就学指導、母国に帰った後でもダブルリミテッドにならないようにするための語学教育など、様々な支援が必要です。子どもたちが将来日本で仕事を持って生活できるように、高校・大学への進学を目指して日本語力を付ける手助けをしています」と話します。
　話を聞いている間に次々と子どもたちが訪れ、教室は夏休みの宿題に熱心に取り組む小学生で満席になりました。県主催「あいち多文化共生作文コンクール」の応募に向けて頑張っている中学生や、今年の成人式の実行委員長を務めた元生徒さんは、子どもたちのお手本であり目標となっているようです。子どもたちに話しかけると元気に日本語で返事をしてくれました。