小牧市市民活動センター | 団体活動の紹介

「パパママサポートあおぞら」小牧あおぞらキャラバン隊自主公演～みんなちがってみんないい～

　パパママサポートあおぞらは、発達障がいなどの「生きづらさ」を抱える子どもの親が中心となって平成23年に設立され、啓発活動や発達障がい児などの家族への支援活動を行っています。メインの活動である「おしゃべりひろば～ゆくりば～」を毎月1回開催しているほか、講演会や親子イベントの実施、「キャラバン隊」の活動などをしています。キャラバン隊とは、発達障がいなどの外見だけでは分かりにくい障がいを理解してもらうための活動で、パパママサポートあおぞらは「愛知キャラバン隊ネットワーク」として様々な啓発活動を行っています。これまでは大口町のキャラバン隊公演をお手伝いしていましたが、3年ほどが経って「そろそろ小牧で」ということになったため、皆で勉強をして、今回自主公演を開催する運びとなりました。
　金子みすゞの詩の朗読から始まり、発達障がいの特性は一人ひとり違うことを、スタッフの子どもたちの事例を交えて紹介していきました。見え方や感じ方、聞こえ方に特徴があり、興味のあるものしか目に入らないといった説明の後、参加者全員に雑音の中の会話を実際に聞いてもらい何が聞こえていたか、全く知らない言語のみで伝えるとどう感じるか、そこに身振りを加えるとどうなるのかを体験してもらいました。また、軍手をはめて折り紙を折ってもらい、上手くできない時にどんな声かけをされると嫌な気持ちや不安な気持ちになるのかを考えてもらい、参加者に理解を促していました。最後に、障がいがあってもなくても気持ちは同じである、「みんなちがってみんないい」を守ってあげてほしいと結んで初めての自主公演は幕を閉じました。