「さくら教室」では、外国につながる子どもたちが全日制公立高校の入試合格と卒業するための学習支援を行っています。他にも小学生5･6年生を対象とする「つぼみ教室」、発達障害を抱える子どもを支援する「sophie（ソフィー）」などの 事業を行っています。
現在、小学生2名、中学生7名、高校生3名が在籍しています。
小牧市内の外国につながる中学生の全日制公立高校への進学率は33%だと言われており、それ以外は、私立高校･専門学校または定時制の学校に通っているそうです。私立高校･専門学校へ入学できたとしても、次の進路に進めないことも多く、その理由の一つとして両親の地縁が希薄なために進学の準備がわからないといったケースがあります。
副代表の清長さんは「サポートを必要としている子どもたちはとても多く、それらは学習面だけに留まらず生活面や進路について、地域や学校とのつながり、また災害時の情報共有など課題は広範囲にわたります。情報発信が大きな課題です」と話します。 また「活動場所が代表の自宅であるため生徒やスタッフを多く受け入れることがでませんが、さくら教室に通う子どもたちが目標を持ち、前進していく姿を見ることが一番 のやりがいです」とも話しました。

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  ▲自宅の教室で学習指導する清長さん 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　( 2017.7.19　関)