小牧市市民活動センター | 団体活動の紹介

「小牧市国際交流協会（KIA）」小牧市災害時外国人支援ボランティア養成講座

　　小牧市国際交流協会は、国際交流の推進組織として平成6年に発足し、諸外国との相互理解と友好親善を深めることを目的として、国際交流ふれあいフェスタなどの国際交流事業や、日本語教室などの多文化共生事業を行っています。17人に1人が外国人である小牧市では、KIAが市の委託を受け、外国人を支援するボランティアを養成する『小牧市災害時外国人支援ボランティア養成講座』を本年度より開催しました。
　　地域の防災に関心があり、日本語及び日本語以外の言語で日常会話程度のコミュニケーションがとれる人を対象とする募集に、ミャンマー、タイ、インドネシアなど9か国の外国人と日本人28名の参加がありました。椿佳代氏（多文化防災ネットワーク愛知・名古屋　副代表）による『災害が起きたらどうするの？』の講演では、ふりがなが付いている漢字を読めたとしても、避難勧告や避難指示などのような専門的用語の意味は伝わらないため、“やさしい日本語”や“ピストグラム”が必要となること、自分の命を守るためには常日頃から我が事と思うこと、地域力は防災力であること等のお話がありました。その後行われた世界の非常食・保存食の試食では、果肉のチップスやビスコッティを食べ、アルファ米の説明を受けるなどして盛り上がりました。