2市3町（小牧市、岩倉市、大口町、扶桑町、豊山町）で、平成27年度から毎年度開催しているこのフォーラム。第1回は大口町、第2回は岩倉市、第3回は小牧市で開催し、4回目となる今回は12月16日（日）に、あいち航空ミュージアム内1階メッセプラザ（豊山町）で開催しました。

各市町で活動する人や、市民・町民活動支援センターのスタッフ、行政の職員など約120名が参加しました。

これまでのフォーラムでは、各市町で活動するたくさんの人や団体が出会い、知り合い、一緒にまちの課題を解決する方法について考えてきました。 4回目を迎える今回のフォーラムでは、2市3町で育まれてきた協働の気運をいっそう広め、動きはじめた協働の取り組みを深めることを目的に開催しました。 また、昨年のフォーラムから生まれた『2市3町防災ひろめ隊』の協働事例発表を行いました。


主催者の豊山町　服部　正樹　町長の挨拶で始まりました。


第3回2市3町ふれあい協働フォーラムにて「南海トラフ大地震に備えてできること」をテーマに話し合うグループから発足した『2市3町防災ひろめ隊』の協働事例発表では、過去の大災害に関する情報や防災活動などの情報発信・共有ツールとしてホームページを開設したり、会合を開いたりした約一年の活動を発表し、会場からは大きな拍手が贈られました。 『2市3町防災ひろめ隊』では参加者を募集していますので、ぜひホームページをご覧ください！
2市3町防災ひろめ隊ホームページ

意見交換会では、参加者の交流を図りながら、課題別のテーマに基づき“こんなことができたらいいね”という提案を行うことを目標に話し合う「はじめるグループ」と、さらに一歩前に進み、課題解決に向けた具体的な企画の実現に向けて話し合う「かなえるグループ」に分かれてディスカッションを行いました。

過去3回のこのフォーラムでも全体コーディネーターを務めた、加藤武志氏からのアドバイスの後、アイスブレイクとして、どのグループがマジックペンを高く積み上げられるか！ に挑戦し、会場は和やかな雰囲気になりました。
【全体コーディネーター】
加藤　武志　氏
まち楽房有限会社　代表取締役
中京大学現代社会学部　講師


【はじめるグループ　テーマ】
①シニア世代が輝く地域とは
②災害に備えてできること
③子どもの居場所を考える
④障がいがあっても暮らしやすい地域とは
⑤地域のつながりを取り戻そう
⑥みんなで育む賑やかな子育て
⑦豊かな自然を次世代に
⑧まちの魅力を広めよう


【かなえるグループ　テーマ】
⑨災害に備えてできること～2市3町で連携して防災意識を高める活動を実現しよう～
⑩豊かな自然を次世代に～市町を越えた五条川の保全・まちづくり活動を実現しよう～
⑪まちの魅力を広めよう～2市3町の魅力拡大・魅力発信を実現しよう～
⑫障がいがあっても暮らしやすい地域とは～人にやさしく寄り添う2市3町へ～


意見交換会の最後に、各グループで話し合った、共有した課題や要因、課題解決のための提案について代表者が発表しました。 「かなえるグループ」の発表では、来年度のフォーラムで活動報告をすることを目標としたグループが多くありました。




会場には、各市町の市民・町民活動支援センターや行政の取り組みを紹介するブースが設けられました。 協働事例発表を行った『2市3町防災ひろめ隊』の活動も紹介しました。

各グループとも充実した意見交換ができたようで、2市3町で連携した今後の活動が楽しみです。 第5回目となる来年度は、扶桑町での開催を予定しています。