「しきの会」休みの国オンライン教えてトップランナー

しきの会が、令和2年度小牧市市民活動助成金交付事業「休みの国 トップランナーONLINE」を市民交流テラスで開催しました。しきの会は、2015年に団体を発足し小牧市を拠点に障がい児・者も参加できる講演会やコンサートなどのバリアフリーイベントを企画運営しています。今年度は、コロナ禍であるためZoomを利用した講座を実施しました。

多目的室に機材やスクリーンが設置され、会員3人（内1人は小学生）が司会を担当し配信が始まりました。画面に登場した講師は、ICTの技術や機器は、重度の障害があっても「できる」ことがあること、周囲の支援者に伝える手段があること、そして社会参加にもつなげられることなど生活の質を向上する役割があると話しました。視線入力機能を使ってパソコンに文字や絵を描いたり、ゲームをしたり、実際に使っている当事者の写真をみせながら、「できない」ではなく「どうしたらできるか」を一緒に考えることが大切とも。

講座終了後の質疑応答では、会場参加の中学生やZoom参加の小学生からも質問が出ていました。

（2020.10.18　髙橋）