NPO法人生活支援サービス・ラポールに行ってきました！

NPO法人生活支援サービス・ラポールは、小牧東部地域で活動する、地域の高齢者を支援する団体です。

バスなどを利用できない高齢者や障がい者の方のために、買い物や病院への車での送迎を行う「福祉有償運送事業」や、ご家族の代わりに病院への付き添いなどを行っています。

送迎の利用件数は年間1600件を超え、まさに外出が困難な方々の生活を支えています。

今回（2023年4月24日）は、毎週月曜日にラポール事務所で実施している高齢者の居場所づくり事業、「ラポールカフェ」に伺いました。

この日は、スタッフ5名が手分けをして70代から90代までの参加者16人の送迎を行っていました。

おしゃれなカフェのような空間で、参加者にお菓子と飲み物が配られ、40分ほど談笑した後にラジオ体操、脳トレ、昭和クイズ、カラオケ大会などのレクリエーションが行われていました。

進行は介護職経験のあるスタッフの方が務めていて、とてもスムーズに進んでいました。

進行のスタッフの方に話を聞くと、「楽しんでくれるにはどうすればいいかをいつも考えながらプログラムしている。大変だけど、みんなの笑顔が見られるのが一番の楽しみ」と笑顔で答えてくれました。

終了後、参加者に話を聞くと「家では、孤独で気分がどんよりするが、ここに来ると元気になれる」「家族との話のネタになる」と参加することが一つの生きがいになっていることが印象に残りました。

「ラポールカフェ」は6月からは木曜日も実施予定だそうで、これからますます多くの高齢者の方の居場所となっていきそうです。

代表の大杉さんは、「若い人の負担を減らすためにも、元気な高齢者が困っている高齢者を助ける社会にしたい」とお話してくれました。

ラポールでは、高齢者の方の送迎をしていただけるボランティアの方を募集しています。

短時間でも、ラポールカフェの送迎だけでも大歓迎とのことなので、ボランティアを始めてみたい方はぜひ見学に行ってみてはいかがでしょうか。